こんにちは!8月8日、Aichi Action Award(AAA)2026 のMeetupイベントに、オンラインのゲストスピーカーとして登壇させていただきました。
まずは、このような貴重な機会をくださった主催の三塩さん、そして会場で温かく迎えてくださった皆さんに心より感謝申し上げます。フィンランドでの三塩さんとの出会いから繋がり、今回こうして多くの志ある学生さんたちとお話しできたことを心より嬉しく感じています。
Aichi Action Award(AAA)とは?
高校生から25歳までの若者を対象に、将来の夢や目標を描くための準備と実践の場を提供する愛知県発の育成プログラムです。約1.5ヶ月間の合宿やワークショップを通じ、多様な社会人や同世代との対話を通じて自己理解を深め、最終日に自らの未来への行動を宣言します。

自分の歩みと届けたメッセージ

当日は「Moi(モイ)!」というフィンランド語の挨拶から始まり、フィンランドの自然やサウナ文化、現地の豊かな日常を紹介。住んでいるアパートから徒歩2分に広がる森や、ブルーベリー摘み、湖や海に飛び込むサウナ文化など、現地のリアルな暮らしをお届けし、これまでの歩みと教育に対する想いをお話ししました。

私自身の原点は、中高時代に感じていた「偏差値は私たちの価値を決めるのか?」という問いにあります。順位に一喜一憂し、常に誰かと比較されるような焦りの中で過ごした経験は、UpEdを運営する大きな原動力となっています。

その後、大学時代にフィンランドの教育現場を視察する中で、「学びは誰かに認められるためではなく、私!のためにある」という大きな気づきを得ました。学校間の格差が少なく、他人と比べずに「自分が何をしたいか」を軸に置く文化に触れ、自分の価値観が大きく揺さぶられました。

教員として働く中で、知らず知らずのうちに「こうあるべき」という固定概念に縛られていた自分にも気づかされました。社会や他人の作った評価軸に捉われることなく、「常識のメガネ」を外して自分だけのレースを走ることの大切さ、そして誰もが比べることのできない「Masterpiece(最高傑作)」であるというメッセージをシェアさせていただきました。
熱意あふれる質疑応答セッション!
プレゼンテーションの後は、参加者の皆さんからの質疑応答の時間へ。画面越しにも会場の熱気がダイレクトに伝わってくるほど、チャレンジャーの皆さんから真剣で深い問いをたくさん投げかけていただきました。
将来小学校の先生を目指しているという方から投げかけられたのは、「日本とフィンランドの小学校教育における一番の違いは何か」という問い。

フィンランドでは、「体感を伴う楽しさ」や「暮らしに生きる学び」を何よりも大切にしています。例えば体育の授業でも、上手さを競うのではなく「身体を動かす楽しさ」そのものに焦点を当てます。大きなバランスボールを使った「エレファント・サッカー」のように、性別や運動神経に関係なく全員が笑顔になれる工夫が詰まっていますし、廊下に寝そべってリラックスしながら作業を進める柔軟な風景も日常茶飯事です。
フィンランドで暮らすからこそ感じる、日本の学校文化が持つ「みんなで協力してやり遂げる責任感」や「先生・仲間を敬う心」の素晴らしさもお話しさせていただきました。
続いていただいたのは、「フィンランドは子どもの幸福度が高いと言われるが、実際の現場で空気感の違いをどう感じているか」という質問です。
もちろん、日本と同じように、フィンランドの若者にも悩みがあり、社会に課題はあります。ランキング以上に現地で肌で感じるのは、「自分の人生を、自分で選んできた」という確かな納得感(自己決定)と、「他人のものさしで自分を測らない文化」が生み出す心地よさです。また、プリスクール(就学前教育)から大学院まで学費が無料であり、「いつでも学び直し、別の道を選べる」社会の土台があることも、若者たちの心に大きな安心感を育んでいると思います。
おわりに

参加してくださった皆さんの真剣な眼差しや共感の声に、私自身もたくさんの刺激とパワーをいただきました。学生時代に抱く「?」こそが、自分や世界をアップデートしていく鍵となると信じています!
改めまして、ご一緒させていただいた皆様、本当にありがとうございました!


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