2025年末からじっくりと準備を進めてきた企画が、2026年5月22日、ついに実現の日を迎えました!
秋田県大館市の市立城西小学校(4年生 33名)と、フィンランド・エスポー市の小学校(4年生 15名)をオンラインで結ぶ国際交流授業です。
当日のあたたかな空気感や子供たちの生き生きとした表情、リアルなやりとりを、熱量そのままにお届けします!

画面越しの出会いと「Moi!」の挨拶
画面が繋がった瞬間、時差を越えて両国の教室が一気にパッと明るくなりました。
フィンランド側はもうすぐ夏休みを迎える爽やかな朝、日本側は午後の授業時間です。画面越しにお互いの姿が映し出されると、どちらの教室からも大きな歓声があがりました。
両校の子供たちは元気いっぱいに手を振り合い、フィンランド語の「Moi(モイ)!」と日本語の「こんにちは!」と挨拶を交わしました。最初は少し緊張していた表情も一瞬でやわらぎ、笑顔があふれる最高のスタートとなりました。

お互いの暮らしと文化を知るプレゼンテーション
最初のプログラムは、自分たちの街や季節の暮らしについてのプレゼンテーションです。
フィンランドの子供たちは、夏に湖で泳いだりコテージで過ごす自然豊かな暮らしや、冬のスキー、ラップランドで見る幻想的なオーロラについて紹介してくれました。クリスマスやイースターはもちろん、春のメーデー(Vappu)で飲むジュースやドーナツ、大きな銅像に帽子をかぶせるユニークなお祭りの話に、日本の子供たちは興味津々で見入っていました。
続いて日本側の発表では、秋田・大館ならではの四季の魅力がたっぷり紹介されました。春のお花見、夏の熱気あふれる竿燈まつりやプール清掃、秋の美味しいきりたんぽ鍋、そして冬のかまくら作りなど、季節ごとの楽しみを伝えました。
さらに、日本の学校の日常を伝えようと、国語のノートをカメラのすぐ近くまで掲げて「日本のノートは上から下に向かって縦書きで書くんだよ!」と実物を見せる工夫もあり、画面の向こうのフィンランドの友達からも驚きの声があがっていました。

アニメや夢で盛り上がった質疑応答タイム
プレゼンテーションの後は、子供たちが楽しみに準備していた質問コーナーです。お互いの好きなアニメや漫画の話題になると、心の距離が一気に縮まりました。
「どんなアニメが好き?」 フィンランドの子供たちが『SPY×FAMILY』や『呪術廻戦』、そして『ONE PIECE』の名前を挙げると、日本の教室は大興奮!
「僕もルフィが好き!」「僕はエースが好き!」と、好きなキャラクターの話題で盛り上がり、国境を越えて大好きなコンテンツで心が繋がる瞬間がありました。
また、「日本に来たら何をしてみたい?」という問いかけには、フィンランドの子供たちから「富士山に登ってみたい!」「本場のスイーツやラーメンを食べてみたい!」「アニメをテーマにしたホテルに泊まってみたい!」と、夢あふれる答えが次々と飛び出しました。富士山の話には、秋田の子どもたちも「僕たちも登ってみたい!」と共感し、お互いに目を輝かせていました。

学校生活と自然の意外な共通点
学校での過ごし方や身の回りの自然環境についての会話も大いに盛り上がりました。
フィンランドの学校では、上級生が下級生に手芸やイラストを教える生徒主体のクラブ活動があることや、フロアボールという室内スポーツを楽しむ日常が紹介されました。
また、野生動物の話題では「フィンランドの森にはクマやトナカイがいるよ」という紹介から、秋田の山々にもクマが生息しているという意外な共通点が見つかりました。住んでいる場所は遠く離れていても、同じように豊かな自然に囲まれて暮らしていることに、親近感を深めている様子がとても印象的でした。
笑顔で交わした「Kiitos」とこれからの想い
あっという間に予定の時間が過ぎ、授業の終わりが近づいてきました。最後はお互いに感謝を込めて、日本語の「ありがとう」とフィンランド語の「Kiitos(キートス)」を贈り合いました。
カメラの前にあふれんばかりに集まり、いつまでも手を振り続ける子供たちの笑顔とともに、温かな余韻を残してオンライン交流は幕を閉じました。
教科書を開くだけでは味わえない、生の言葉と言葉が交わされる瞬間の熱量。子供たちが世界に視野を広げ、異文化を肌で感じた特別な1日となりました。
UpEdではこれからも、こうして国や文化を越えて心と心が通い合う学びの時間を届けていきます。
地元の「北鹿新聞」にも取り上げられました!
今回の城西小学校とフィンランドを結んだ国際交流授業の様子は、地元・大館の「北鹿新聞」様にも取材・掲載していただきました!子供たちが地域を飛び出し、世界の友達とダイレクトに繋がり生き生きと対話する姿を、メディアを通じても地域の皆様にお届けできたことを大変嬉しく思っています。


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